2018年08月14日

es[エス]という映画

1971年にアメリカのスタンフォード大学で行われた実験を元にした映画「es」を紹介します。環境や暗示で簡単に人の心が変貌してしまう恐怖は、ホラー映画以上に背筋が寒くなります。

大学の心理学部で、実験の被験者となってくれる男性を公募し、無作為に「囚人役」と「看守役」に分け、地下にある擬似刑務所で実験を始めます。実験とわかっているので早く終わらせて報酬を貰おうと最初は和気あいあいとしていましたが、徐々に「看守役」は、実験の指示である秩序を理由に攻撃的で高圧的態度となり、逆に「囚人役」もその秩序を保つため服従するようになります。事態はエスカレートしていき、虐待、暴行が行われ、死者も出る惨劇となって実験は中止されます…。

スタンフォード監獄実験の結果は、「権力への服従」、「非個人化」というものでした。戦時下やカルト・新興宗教の世界で見聞きする狂気ですが、実験に参加したのはごく普通の人たちで、まさに誰にでも起こりうると言えます。過剰報道や作り出されたブームにすぐ乗ってしまいがちで、「みんながそうだから自分も〜」となりやすい日本人は、個人主義の強い欧米以上に集団暗示にかかりやすく、太平洋戦争末期の異常な状況を考えると、同じ実験をしたらもっと過剰な結果になったかもしれません。





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2018年08月06日

いやな夏を爽やかにする曲

日本の夏は爽やかとは程遠く、うんざりするほど蒸し暑いですが、なぜか嫌いになれません(まあだからといって積極的に出かけようとは思いませんが…)。

そんな日本の蒸し暑い夏とは別世界の、湿度の低いカラリとした夏の曲を紹介します。避暑や海に行く車の中、冷房の効いたカフェ、ソファに寝転んだ自宅で、この曲を聴くと日本の夏もちょっとだけ爽やかになります。

●Wonderful Summer - Robin Ward


●A Summer Song - Chad & Jeremy


●Wendy - The Beach Boys



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2018年07月31日

杉浦非水のカラー化

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日本のグラフィックデザインの開拓者、杉浦非水をカラー化しました。

明治末・大正時代にアールヌーボー、アールデコなどをいち早く取り入れ、洗練されたポスターや着物などの図案で三越のブランドイメージを確立させました。

その後、多摩帝国美術学校(現多摩美術大学)の創設に参加し初代校長となりました(そのため長く三越の広告デザイン部はほぼ多摩美グラデ枠でした。三越伊勢丹ホールディングスになった現在はわかりません)。


ホームページ+ELPH+ studio Kanda Kadanの「古写真カラー化」- (人物着色)にも掲載しています。

上記ほか「日本の宿総覧」に岐阜 -山里のいおり 草円- を追加更新しました。詳細は、+ELPH+ studio内「+What's New」を御覧ください。

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