2021年07月24日

美しい歴史の街並


普通の田舎町が何百年前と変わらない自然と調和した風景を残すヨーロッパと違い、プレハブ住宅とコンクリート護岸、ブルーシートに鉄塔が入り込む風景になってしまった日本は、残念ながら観光目的でしか歴史ある街並を残せません…。

光村推古書院「遺したい日本の風景9 歴史の街並」は、そんなわずかに残った日本の街並を美しい写真で紹介しています。どれも魅力的な景観ですが、やはりというべきか多くが関東以西の街並です。Googleストリートビューで日本中を散策する趣味があるのですが、ランダムに幹線道路のない山奥の旧街道集落を見ると、圧倒的に西日本・九州の方に風情が残っているのがわかります。木橋や石橋が多く残っているのも西日本です。期待した東北は、遠野物語のような景観はほぼなくプレハブ住宅か水色トタン屋根の集落に変貌しています。鉄橋を真っ赤やモスグリーンに塗ってしまうのも東・北日本に多い特徴です。それでも銀山温泉や大内宿など関東以北にも魅惑的で美しい街並は残っています。100年後もその姿が生き続けることを願います。

喪失感がたまらない夏の名曲


posted by Kadan at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2021年07月13日

アヴァンギャルドな「狂つた一頁」

1926年(大正15年)に公開された、日本初のアヴァンギャルド映画「狂つた一頁」を観ました。監督衣笠貞之助が横光利一や川端康成などの新感覚派の作家と結成した、新感覚派映画聯盟の第1回作品と言われています。

元船員の男は、精神に異常をきたした妻を見守るため、妻が入院している精神病院に小間使いとして働いています。ある日、娘が結婚の報告に病院を訪れますが、恋人に母が狂人であることを知られたくない娘の気持ちを知った男は、妻を病院から逃がそうとします。しかし男は次第に錯乱し、次々と幻想を見るようになります…。

ドイツの有名なアヴァンギャルド映画「カリガリ博士(1920年)」に触発された、大正モダニズム時代の斬新で前衛的な作品です。難解でちょっと怖い映画ですが、100年近く前の自由な風が流れていた大正時代の凄さがわかる映画でもあります。




posted by Kadan at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画紹介

2021年07月03日

iPhone着信ミュージック

iPhoneの電話やメールの着信音は、全て自分の好きな曲にしています。どれも使う部分だけ切り出して(MacやWindowsのGarageBandやAudacityなどのアプリで簡単にできます)、電話着信音はループできるようにし、メールやメッセージなどは印象的な1•2小節にしています。
ipsound400383.jpg

もうこの状態で何年も使っているのですが、一つ難点があります。ミュージックアプリでシャッフルしながら聴いている時に「Sunday Morning」のイントロが流れると、メールがきたとiPhoneをポケットから取り出そうとしてしまったり、「Across 110th Street」が流れると見知らぬ誰かがAirDropで変な写真を送ってきたのか?と構えてしまうことがあります(相手は連絡先のみにしてるのでそんなはずはないのですが)。まあ、大したことのないマイナス面です。好きな曲が着信や通知になるだけで、ちょっとだけ特別な自分だけのiPhoneになります。

● 電話(FaceTime)の着信音「Bewitched Theme」
「奥様は魔女」の印象的なOP曲の16小節をループにしています。


● メール着信「Sunday Morning」Velvet Underground
チェレスタの多幸感あるイントロの1小節でメールが来たとわかります。


● カレンダー通知音「The River Song」Donovan
予定の通知を不思議な"たゆたう感"あるイントロで知らせてくれます。


● AirDrop「Across 110th Street」Bobby Womack
タランティーノ監督の「ジャッキー・ブラウン」の主題曲でファイルを受け取ります。



posted by Kadan at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽紹介