2016年11月27日

6.70年代イラストのすごい世界観

憧れの6.70年代。戦後文化が花開いた時代です。特に爛熟した60年代後半から70年代中盤までの自由でぶっ飛んだ時代の作品は、いまだ輝き続けています。

ここで紹介するイラストは、そんな時代の世界観が濃厚に表現されています。どれも誰かの真似でないオリジナルなアート寄りな表現で、その時代を知らなくても、何かたまらない気分にさせる魅力を持っています。


●伊坂芳太良
60sのサイケと寓話的世界が融合したようななんともいえない魅力があり、憧れの世界です。早逝されたのが残念です。
isaka.jpg
(c)伊坂芳太良



●渡部明美
日本のポップな60sのイメージを代表するイラストレーターです。60年代後半の「週刊セブンティーン」カバーイラストで有名です。
watabe.jpg
(c)渡部明美



●灘本唯人
陰のある独自の女性イラストが、いかにもその時代を反映していて、アンニュイという言葉がとても似合います。
nadamoto.jpg
(c)灘本唯人



●杉本一文
角川文庫の横溝作品での独自のイラストが有名です。70年代的な暗さで子どもの頃この表紙がすごく怖かった記憶があります。
sugimoto.jpg
(c)杉本一文






posted by Kadan at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | こだわり情報

2016年11月21日

洋楽似の演歌

演歌を、「日本人の心」とか「日本の伝統文化」などと言ってる人もいますが、演歌は大して歴史もない(ピークが80年代)、いわゆる歌謡曲の1ジャンルでしかありません(まあ大元に民謡的唱法があるのでそこが伝統といえば伝統なのかもしれませんが・・)。5.60年代は民謡とジャズ、アメリカンポップス、70年代は洋楽ロックやフォーク、ニューミュージック、80年代は歌謡ロック、Jpopを取り入れて、アレンジだけを見ると結構その時代の流行りの音を知ることができる、まさに流行歌です。

ここでは、方向性の全く違う洋楽の影響をモロに受けた、70年代演歌を紹介したいところですが、相変わらずオリジナル音源を聴かせてくれない日本の権利関係から、洋楽側の元曲をいくつか紹介します。演歌側のパクリ感が半端ないので、わかる人には、この曲はメロディ、この曲はアレンジがそっくりだ、とすぐわかると思います。


「心のこり」元メロ
●The Diary - Neil Sedaka


「待ってる女」のアレンジ元
●Indian Reservation - Paul Revere & the Raiders


「雨の慕情」の元メロ
●Sunrise Sunset - Fiddler on the Roof Soundtrack




posted by Kadan at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽紹介

2016年11月16日

「見世物大博覧会」の魅惑

misemono.jpg

観たいです。江戸、そして明治・大正・昭和の見世物、絵看板、錦絵、細工物、生人形など惹かれるものばかり。松本喜三郎の生人形が観られるだけで価値があります(この人の生人形は信じられないほどリアルです)。

残念ながら大阪吹田市の国立民族学博物館での開催で、ちょっと遠くて行けません・・。ただ、展示内容が変更してしまうようですが、千葉の佐倉市にある国立歴史民俗博物館に巡回して来年開催されるようなので、時間を作っていきたいと思っています。

●国立民族学博物館 「見世物大博覧会」開催中-11月29日まで
大阪府吹田市千里万博公園10-1
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20160908misemono/index

●ゆる江戸
こちらの記事では「見世物大博覧会」の写真が見られます。
http://mglory55.blog.fc2.com/blog-entry-28.html




posted by Kadan at 01:30| Comment(0) | TrackBack(0) | こだわり情報

2016年11月11日

右傾化と内向きの時代

共和党トランプ候補が大統領選で勝利しました。イギリスのユーロ離脱といい、世界は右傾化、内向きの流れになっています。

最初は泡沫候補だったトランプが、暮らしに不満を持つブルーカラーの白人の心をつかみ、すごい勢いで流れに乗っていったのには、ちょっと恐怖すら感じました。みんなが豊かならこんなことにはならないでしょうが、貧富の差はこれからも拡大し、閉塞した時代になっていきそうなので、世界的にこの流れは続くのでしょう。イギリスのユーロ離脱、そして今回の結果で聴きたくなった曲を下に・・。


●The Pound is Sinking - Paul McCartney


●Pigs (Three Different Ones) - Pink Floyd





posted by Kadan at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年11月07日

日本な映画「祇園囃子」

溝口健二監督の1953年「祇園囃子」を紹介します。63年も前の映画で、今の日本からほぼ消えてしまった祇園の芸妓の話です。現在も芸妓はいますが、観光目的か、かつての芸妓さんが伝統芸のように頑張ってる程度で、世界は全く違うものになっています。

祇園の芸妓・美代春の元へ、芸妓をしていた母を亡くしたばかりの少女・栄子が舞妓志願に訪れます。栄子の熱意に負けた美代春は彼女を仕込む決心をし、舞妓修行をさせます。栄子は美代栄となり、車両会社の専務楠田に見初められ、美代春も役所の課長・神崎に好意を寄せられます。美代春と美代栄を連れて上京した楠田は、美代春に神崎の相手をするよう頼み、楠田は美代栄に強引に迫りますが、拒まれ大怪我をしてしまいます・・。

封建的な芸妓の世界、今も変わらない、業者の役人への接待など人間洞察の社会性もあり、溝口監督ならではの見ごたえもありますが、何よりも20歳の若尾文子のかわいさ、美しさに目を奪われます。たまにはこういった、古き良き日本的な映画も楽しいです。こたつでみかんでも食べながら観るのもいいです。




映画の詳細記事を読めます。
●Songs for 4 Seasons
『雨月物語』と『祇園囃子』──川口松太郎による溝口健二映画の原作小説二種 後篇
http://songsf4s.exblog.jp/17604601/





posted by Kadan at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年11月01日

秋の風立ちぬ

秋も深まり、もうすぐ冬が来ますが、関東ではこれからが紅葉の季節です。今年は9月まで暑かったので、過ごしやすい秋は本当に短かかったように思います。

ちょっと遅い感もありますが、秋の歌というと「風立ちぬ」が浮かんでしまいます(思春期の刷り込みはすごいです)。ついでに「Venus In Blue Jeans」を紹介します。大滝詠一お得意の”知ってる人はニンマリして”的アレンジ元の楽曲です。ハープや後半のストリングスのブレイクなど聴き比べてください。


●風立ちぬ - 松田聖子



●Venus In Blue Jeans - Jimmy Clanton





hr.gif




ホームページ+ELPH+ studio(スマホ未対応)を更新し、壁紙・デスクトップピクチャー、毎月のロック等を追加更新しました。詳細は、+ELPH+ studio内「+What's New」を御覧ください。

elphbanner234.jpg





posted by Kadan at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽紹介
gotop.jpg