2017年01月25日

古き昔の紀ノ川

「紀ノ川」という1966年の古い映画を紹介します。有吉佐和子の小説を映画化したもので、明治、大正、昭和と三つの時代を生きぬいた「花」という女性の生涯を紀ノ川の流れに託して描いた名作映画です。

ストーリーは二話に別れていて、第一話・花の巻は、和歌山の六十谷という集落の旧家真谷家に「花」が嫁ぐところから始まり、夫敬策の紀ノ川氾濫を防ぐ大堤防工事計画、県会議員進出と進んでいく中、日露戦争の日本海海戦大勝利の中で長女「文緒」を生みます。
第二話・文緒の巻は、時代は進み、長女「文緒」は新時代の感性を持つ女性に成長します。結婚し「華子」を生んだ頃、長年政界にあった父敬策が急逝し、そして終戦を迎えて真谷家は地主の地位を失います。守り神の白蛇が死んだ時、明治、大正、昭和と三つの時代を生きぬいた「花」もその生涯を閉じます。

映画の中にある古き世界はもう消えてしまいましたが、暖かい季節に和歌山市から紀ノ川を上り高野山まで、そんな時代があったことに思いをはせながら、のんびり旅をしてみたい、そんな気持ちになります。






posted by Kadan at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画紹介
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