2017年08月02日

奇妙な映画「ロブスター」


第68回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した「ロブスター」を観ました。独特の奇妙な設定で、一歩間違うとB級映画の世界になりそうですが、作り込みや世界観がちゃんとしているため、評価の高い作品になっています。

独身者はホテルに送り込まれ、その中で45日以内にパートナーを見つけなければ、自分で選んだ動物に変えられてしまう近未来社会。主人公デビッドは、犬になった兄と共に、そのホテルに連れてこられます。森に住む“独り者たち”を狩ることで猶予日数が増えるため、“独り者たち”狩りとパートナー探しに明け暮れる中、犬の兄を殺されたデヴィッドは、森へ逃げ出します。しかし、森に住む“独り者たち”に加わったものの、恋愛禁止のルールを破り、そこで出会った"近眼の女"と恋に落ちてしまいます…。

いっけん荒唐無稽ですが、社会をデフォルメした、なかなか深い世界のように感じます。ホテル側の世界は、管理と支配の”極右”ファシズムな世界のようであり、森に住む側の世界は、自立自由の中に規律と粛清の恐怖を持つ”極左”の世界のようです。ちょっと中だるみ感と後半がシリアスになりすぎてる印象がありますが、面白い作品でした。





posted by Kadan at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画紹介
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