この季節になると、ふと山形の酒田へ合宿免許に行ったことを思い出します。思い出は美化されるものですが、その時の情景が別世界の出来事のように蘇ります。
行きの新潟から酒田までの”これぞ冬の日本海”といった「特急いなほ」?の車窓からスタートした2週間(東京から新潟までの新幹線内の記憶はほぼありません)。集団生活、早起き、試験などどう考えても苦手なことばかりなのに、楽しかった印象しか残っていません。特に幻想的風景として思い浮かぶのが、時間が空いた時に部屋の6人で行った日本海沿いの喫茶店のひと時です。薄暗く広い空間は絶妙なうらぶれ感で、広い窓から見える吹雪く日本海の冬景色が何か映画の一コマのように記憶されています。
Googleストリートビューでその場所を探そうとしたのですが、30年前でもありはっきりとした場所が分からず、当たりをつけた教習所はなんとなくわかったのですが、合宿所や喫茶店が全くわかりません。地図を見ると喫茶店があるような酒田郊外で海沿いの高台の道がありません…。記憶が勝手に作り変えたのか、もう迷宮状態になってしまいました。やはり別世界の出来事だったのかもしれません。
教習所の休憩室のTV(洋楽番組)から流れていたMy Bloody Valentineから
● Strawberry Wine - My Bloody Valentine
2024年03月05日
2024年01月26日
あの光はなんだろう

窓越しに夜景を見ていると、大桟橋、ハンマーヘッドあたりの上空にいくつもの光があることに気づきました。ほぼ毎日、風が強い時でも静止してる時もあれば、ゆっくり水平に動いてる時もあり、明かりがなんなのか気になりいろいろ調べましたがわかりません…。(*上の写真ではあまり目立たないですが、肉眼だとかなり光ってます)
おそらくドローンだろうとは思う(他に思いつかない)のですが、なぜ毎日何十メートルも上空でただ点灯しているだけなのか不思議でなりません。もしかしたら海上保安庁なのかとも思いましたが、何時間も上空で静止している理由がわからないですし、日中にドローンらしいものが浮いてるようにも見えません。情報が全く出てこず、臨港パークとか赤レンガで見ている人がいないのも不思議です。日本ではUFOというと宇宙人の乗る円盤になってしまいますが、本来のUnidentified Flying Object=未確認飛行物体でいえば、まさにUFOという感じです。
2023年11月25日
マニアック散歩
街探訪や散歩にいい季節になりました。駅から遠くなかなか行けない有名店に行くのもいいですし、行ったこともない街をただぶらぶら歩くのもいい季節です。
ここでは、自分が散歩して楽しかった散歩コースを紹介します。マニアック過ぎず、それほど疲れない1-2kmくらいのぶらぶら散歩にはおすすめの散歩道です。
● 高輪から品川の小径
屈まないと通れない高架トンネルとして有名な高輪橋架道橋(2026年廃止予定)にちょっと立ち寄って、泉岳寺横から50代以上の方には懐かしい「俺たちは天使だ!」の麻生探偵事務所が入るマンションを見ながら伊皿子坂を登り、高輪方面に曲がると、タモリも絶賛の「保安寺参道」があります。クラシックな「高輪消防署二本榎出張所」で桂坂を下るとすぐに高野山東京別院と東禅寺の間に都会とは思えない小径があります。車の通らない静かな谷の道は緑も多くのんびりした気分になります。すれ違うのも大変な小径から高輪公園を抜けグランドプリンスホテル高輪貴賓館、さくら坂を下れば品川駅です。
● 東京カテドラル聖マリア大聖堂と胸突坂
江戸川橋方面から目白坂を登るとモダンな教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)」が目に飛び込んできます。巨大なパイプオルガン(演奏が聴ける日もあります)やルルドの洞窟を見た後は、向かいの椿山荘の庭園もいいですが、椿山荘を越えたところで左に入り落ち着いた胸突坂を下り神田川沿いの遊歩道を歩くのもおすすめです。
● 善養寺
等々力渓谷-不動まで行ったらついでに多摩川方面まで下って「善養寺」へ。ここは他の寺とちょっと雰囲気が違います。巨大な石像が至る所にあり、カヤの巨木の根元にはなぜか河童のたま坊がいたり、不思議な世界に出会えます。そのまま多摩川へ向かい二子玉川まで川沿いを歩くのもいいです。
● 常照寺から大原隧道
最後は横浜から。南太田駅とくっ付いている常照寺は駅の下にある門から入ります。そこから階段を登ると本堂があり、横を登っていくと日蓮大聖人像と見晴し台があり、墓地の間から坂の上の道を横浜清陵高校沿いに歩き、右手、老人ホームの横の階段を降りると昭和初期に作られた横浜市認定歴史的建造物「大原隧道」がすぐ見えます。トンネルを歩くと異空間に紛れ込んだような体験を味わえます。
ここでは、自分が散歩して楽しかった散歩コースを紹介します。マニアック過ぎず、それほど疲れない1-2kmくらいのぶらぶら散歩にはおすすめの散歩道です。
● 高輪から品川の小径
屈まないと通れない高架トンネルとして有名な高輪橋架道橋(2026年廃止予定)にちょっと立ち寄って、泉岳寺横から50代以上の方には懐かしい「俺たちは天使だ!」の麻生探偵事務所が入るマンションを見ながら伊皿子坂を登り、高輪方面に曲がると、タモリも絶賛の「保安寺参道」があります。クラシックな「高輪消防署二本榎出張所」で桂坂を下るとすぐに高野山東京別院と東禅寺の間に都会とは思えない小径があります。車の通らない静かな谷の道は緑も多くのんびりした気分になります。すれ違うのも大変な小径から高輪公園を抜けグランドプリンスホテル高輪貴賓館、さくら坂を下れば品川駅です。
● 東京カテドラル聖マリア大聖堂と胸突坂
江戸川橋方面から目白坂を登るとモダンな教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)」が目に飛び込んできます。巨大なパイプオルガン(演奏が聴ける日もあります)やルルドの洞窟を見た後は、向かいの椿山荘の庭園もいいですが、椿山荘を越えたところで左に入り落ち着いた胸突坂を下り神田川沿いの遊歩道を歩くのもおすすめです。
● 善養寺
等々力渓谷-不動まで行ったらついでに多摩川方面まで下って「善養寺」へ。ここは他の寺とちょっと雰囲気が違います。巨大な石像が至る所にあり、カヤの巨木の根元にはなぜか河童のたま坊がいたり、不思議な世界に出会えます。そのまま多摩川へ向かい二子玉川まで川沿いを歩くのもいいです。
● 常照寺から大原隧道
最後は横浜から。南太田駅とくっ付いている常照寺は駅の下にある門から入ります。そこから階段を登ると本堂があり、横を登っていくと日蓮大聖人像と見晴し台があり、墓地の間から坂の上の道を横浜清陵高校沿いに歩き、右手、老人ホームの横の階段を降りると昭和初期に作られた横浜市認定歴史的建造物「大原隧道」がすぐ見えます。トンネルを歩くと異空間に紛れ込んだような体験を味わえます。
2023年11月19日
月は観るもの
太陽のように圧倒的なわけでもなく、自ら光ることもないのに太陽と対になるほどの存在の月。ぼーっと眺めていると魅入られてしまいそうですし、狂的な魅力すら持っている月。
その月に6億トンの水(氷の状態)が存在することから資源を巡っていろんな国での開発計画が進行してるようで、現実的な移住まで考え始めてるようです(その割に月までの宇宙船内環境=普通に座って立ってトイレに行ける船内重力調整などの新たな情報は聞こえてきません…)。
こういったニュースを聞くと幻想的で魅惑ある月が、現実はただのクレーターだらけの岩石なのだと再認識してしまい残念でなりません。
やはり月は、風情があって、それでいて妖しさもある眺めるだけの存在であり続けてほしいです。
● Clair de Lune - Debussy
クラシックからドビュッシーの名曲。
● Moonchild (Including The Dream And The Illusion) - King Crimson
プログレからキング・クリムゾンの名曲。(映画「Buffalo 66」からのショートバージョン)
● moonlight shadow - Mike Oldfield
ポップスからマイク・オールドフィールドの名曲。
その月に6億トンの水(氷の状態)が存在することから資源を巡っていろんな国での開発計画が進行してるようで、現実的な移住まで考え始めてるようです(その割に月までの宇宙船内環境=普通に座って立ってトイレに行ける船内重力調整などの新たな情報は聞こえてきません…)。
こういったニュースを聞くと幻想的で魅惑ある月が、現実はただのクレーターだらけの岩石なのだと再認識してしまい残念でなりません。
やはり月は、風情があって、それでいて妖しさもある眺めるだけの存在であり続けてほしいです。
● Clair de Lune - Debussy
クラシックからドビュッシーの名曲。
● Moonchild (Including The Dream And The Illusion) - King Crimson
プログレからキング・クリムゾンの名曲。(映画「Buffalo 66」からのショートバージョン)
● moonlight shadow - Mike Oldfield
ポップスからマイク・オールドフィールドの名曲。
2023年10月13日
ベランダ異景
リビングからボーっと外を見ていると、天気の変わり目などで景色が異様な感じになっている時があります。そんな時はベランダに出てつい写真を撮ってしまうのですが、時には特殊効果のような世界になっていて怖さすら感じてしまいます。
ここ1ヶ月で見た、ベランダからの異景をちょっと紹介します(その時感じた異様さが伝わらないものもありますが…)。




心象曲
ここ1ヶ月で見た、ベランダからの異景をちょっと紹介します(その時感じた異様さが伝わらないものもありますが…)。




心象曲
2023年08月12日
窓にポケモン

夜8時30分過ぎ、窓の外にポケモンが現れました。数日前の深夜にドローンでいろんな光を出していて何かのショーのテストをしているのだろうと思っていましたが、どうやらこのテストだったようです。
「Pokémon Fantastic Live Show」というイベントのようで1週間毎日夜8時30分から上空にポケモンが出るようです。今みなとみらいは、ポケモン一色になっています…。


- 公式チャンネルで8/14 に配信開始 -
大好きな夏の曲を一曲
● Wonderful Summer - Robin Ward
2023年08月02日
夏-2023年7月
今年も、三浦スイカを買いにJAよこすか葉山の直売所「すかなごっそ」に行ってきました(関口牧場のソフトクリームが食べられることでも知られています)。今回は「虎太郎」という中玉を買ったのですが、甘くて美味しいスイカでした。
ついでなので海沿いに向かい、広重の版画「相州三浦秋谷の里」の舞台「立石海岸」に立ち寄り、その後、横須賀で食事をして帰ってきました。本町山中道路が去年無料化したので横横(横浜横須賀道路)に乗ると横浜-横須賀は1時間かからず行き来でき、気軽なドライブとして楽しめます。


31日月曜には「みなとみらいスマートフェスティバル2023」の花火がありました。隅田川が2時間で2万発だったのに対して、こちらは25分で2万発なので、常にスターマイン状態。新居のベランダからは打ち上げ場所が正面に見える近さで、窓と体に響く爆音を感じながらの久々のど迫力花火でした。

8月も続く猛暑からの逃避として、こちらの曲を紹介します。最近知った70年代のバンド「センチメンタル・シティ・ロマンス」の曲で、夏の青空が爽やかに見えてきます。
● 暖時
● うちわもめ
ついでなので海沿いに向かい、広重の版画「相州三浦秋谷の里」の舞台「立石海岸」に立ち寄り、その後、横須賀で食事をして帰ってきました。本町山中道路が去年無料化したので横横(横浜横須賀道路)に乗ると横浜-横須賀は1時間かからず行き来でき、気軽なドライブとして楽しめます。


31日月曜には「みなとみらいスマートフェスティバル2023」の花火がありました。隅田川が2時間で2万発だったのに対して、こちらは25分で2万発なので、常にスターマイン状態。新居のベランダからは打ち上げ場所が正面に見える近さで、窓と体に響く爆音を感じながらの久々のど迫力花火でした。

8月も続く猛暑からの逃避として、こちらの曲を紹介します。最近知った70年代のバンド「センチメンタル・シティ・ロマンス」の曲で、夏の青空が爽やかに見えてきます。
● 暖時
● うちわもめ
2023年06月04日
生まれた頃のドラマと横浜
BS松竹東急で50年以上前の「3人家族」という古いドラマを観ました。10年前住んでいた妙蓮寺や図書館、動物園などで馴染みのある野毛が、二家族の家=ロケ地いうことで、なんとなく観始めたドラマでした。
男ばかりの柴田家と女ばかりの稲葉家という二つの3人家族を主人公に、偶然の出会いから始まった大人の恋と家族の交流をほほえましいエピソードを交えて描く…。そんなあらすじですが、シリアスあり、笑いありで60年代末の若者の恋、家族愛が典型的ホームドラマで描かれていて、昔のドラマって健全でいいなとあらためて思いました。
10年前に住んでいた妙蓮寺のさらに40年前の風景を今見ている不思議さ。ドラマに出てくる妙蓮寺(駅でなく寺)北のよく歩いた坂道沿いの日本家屋は今も一軒あり、なんとか面影が残っています。中央図書館向かいにある、ドラマ当時築5年の野毛山マンションも築59年でかなり老朽化していますが現役です。
妙蓮寺北の坂道
野毛山
2023年04月30日
港を出る白い大きな船

引越したマンションのベランダからは、新港ふ頭や大さん橋に停泊する船が見えます。特に飛鳥U、ダイヤモンド・プリンセス、ウエステルダムなどの大型客船は思った以上に近くに見え、海なし県群馬出身のものとしては子供のようにワクワクとした気持ちになってしまいます。
ほぼ毎日、船が寄港しそして出航していきます。汽笛を鳴らしゆっくり出航してゆく姿に名残惜しさを感じ感傷的な気分になってしまうのはなぜでしょう。300m近い圧倒する巨体、多くの旅客の思い、新たな旅立ち、いろんな要素があるのでしょうが、巨船ゆえ出航のスピードが遅く、まるでスローモーションのような旅立ちがそんな気持ちにさせるのかもしれません…。
そんな光景を眺めていると、子供の頃歌った唱歌 「うみ」の3番が必ず頭を流れます。その歌への郷愁も心を動かすのでしょう。
● 唱歌「うみ」
2023年04月18日
Moved
引越しました。真正面が日産本社とビル群だった部屋から運河と海とカハラの見える部屋になりました。第一希望のところではなかったのですが、眺望だけは一番の場所です。しかし引越は疲れます。
まだダンボールが半分も空いていないし部屋のレイアウトも完成されてないので、いつもの生活の流れができずリズムが狂っています。スマート家電を導入しようか、ペンダントライトはどこで買おうか、ポスターをどこに貼ろうか、いろいろやろうと思っていることがあるのに何も進んでいない、そんな4月です。
引越にからみ、ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)の母体となった「THE MOVE」の名曲を紹介します。
● Cherry Blossom Clinic
● Flowers in The Rain
● Curly
まだダンボールが半分も空いていないし部屋のレイアウトも完成されてないので、いつもの生活の流れができずリズムが狂っています。スマート家電を導入しようか、ペンダントライトはどこで買おうか、ポスターをどこに貼ろうか、いろいろやろうと思っていることがあるのに何も進んでいない、そんな4月です。
引越にからみ、ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)の母体となった「THE MOVE」の名曲を紹介します。
● Cherry Blossom Clinic
● Flowers in The Rain
● Curly