大正から昭和にかけて独自の画風で活躍した、不染鉄(ふせん てつ)。この人の絵は繊細さとダイナミズムが融合したような独自の世界で、古き良き日本の風景画のようでもあるし、日本的世界からは程遠い別世界の風景のような気もします。
2019年12月19日
2019年11月09日
「Birds of America」無料ダウンロード

野鳥の保護を目的とする自然保護団体「全米オーデュボン協会(英: Audubon Society)」が、1840年代の博物画「Birds of America」435枚すべての無料ダウンロードを始めました。
オーデュボンの博物画は、独自の構成美があってサイトを閲覧するだけでも堪能できます。無料ダウンロードは、名前やメール、ZIP(五桁しか入力できないので注意)登録が必要でメールマガジン購読となります。画像は高解像度のものは4000pixから大きいと9000pixとなっているので、A3程度のポスターにしてもいいかもしれません。

参照サイト:等身大の鳥を描いた180年前のイラスト集「Birds of America」全435枚の無料ダンロード開始
http://photoshopvip.net/118329
● John J. AUdubon’s Birds of America
https://www.audubon.org/birds-of-america?sort_by=field_boa_plate_value
2019年10月25日
行動力なく食べれないもの
銘菓や名品など、食べたいものは「行く店リスト」を作ってEvernoteに入れているのですが、午前中売切れや予約必須などのものはなかなか行けず、行けても売り切れで「食済みリスト」に移動できません。中にはリストに入れて数年経ってるものもあって、自分の行動力のなさにうんざりしてしまいます。
今の時点で思いつく無性に食べたいモノ3店はこんな感じです(ちょっと前までは必須のお店だった、銀座の「空也もなか」ですが、頑固な職人気質の老夫婦がやってると思っていたら、イケイケで金持ってますよ、な感じの現当主を見て候補から消えました。結構こういう印象で気持ちが簡単に動いてしまいます…)。
●高橋の「酒まんじゅう」
荻窪にある酒まんじゅうのみのお店で、基本午前中で売り切れの人気店。
杉並区天沼3-1-9
●アメリカンの「タマゴサンド」
東銀座、歌舞伎座裏にあるすごいボリュームのサンドイッチは有名。
中央区銀座4-11-7
●カトレアの「元祖カレーパン」
森下にある元祖カレーパンのお店で、ついでに寄れないのがネックです。
江東区森下1-6-10
2019年09月04日
サイコインコ
インコによるハムスターへの拷問、そして拘束、監禁映像です。お互い楽しいのか?何を考えているのか、人には到底理解できませんが、笑えます。
2019年08月25日
あやしい美人画のデロリ世界
綺麗な美人画もいいですが、世の中には怖い美人画もたくさんあります。紹介する東京美術の「あやしい美人画」には、観ていて陰鬱な気分にすらなってしまう奇怪でデロリ(岸田劉生の造語でアクが強く生々しい濃い作品)な美人画がたくさん載っています。
特にすごいのが、大正期の甲斐庄楠音などの作品で、後半の江戸期の幽霊があっさりした綺麗なものに見えてしまいます。圧倒的デロリな”ものすごい美人画”を観たい方には必見の本です。
特にすごいのが、大正期の甲斐庄楠音などの作品で、後半の江戸期の幽霊があっさりした綺麗なものに見えてしまいます。圧倒的デロリな”ものすごい美人画”を観たい方には必見の本です。
2019年07月15日
かっこいいプロダクトデザイン

プロダクト・工業デザインは、優秀なデザイナーがいれば出来るものではありません。技術部門の力が強いと“そんな形じゃ部品を入れられない”、と言われ、責任者が保守的だと、”もっと万人向けの普通なものにしろ”とデザインの妥協を強いられます。もっとひどいのは、美的センスを持ち合わせていない世渡りだけで出世した人が責任者だった場合です。
ここで紹介するプロダクトデザインは、トップも柔軟な頭と美的センスを持っているのでしょう。ただ組織なので、ホンダやソニーのようにトップが変わりシェア至上主義や組織の硬直化が起きると、デザインは一気に輝きを失ってしまいます‥。
●Mac Pro

チーズおろし器と揶揄されてもいますが、デザインにここまでこだわり、妥協しないプロダクトデザインはなかなかありません。
https://www.apple.com/jp/mac-pro/
●LANGE & SOHNE ツァイトヴェルク

機械式時計はある意味究極の芸術的工業デザインです。このツァイトヴェルクはまさに一級の芸術作品の一つです。
https://www.alange-soehne.com/ja/timepieces/family-zeitwerk
●MAZDA ビジョン・クーペ

ジュネーブで「Concept Car of the Year」、フランスで「Most beautiful concept car of the year」を受賞した、日本車離れした美しいクーペです。
https://www2.mazda.co.jp/motorshow/2017/exhibits/visioncoupe/
●天津濱海新区図書館

工業デザインではなく建築ですが、美しすぎる図書館として知られています。有機的な曲線で構成されていて、光の当たり方で表情が変わります。
http://www.bhwhzx.cn/index_ts.html
江戸時代、世界に誇れるデザインセンスを持っていた日本が西洋化で混迷してしまう…。ほぼ同意見の記事がありました。
●MIKINOTE
なぜ日本の家電のデザインは絶望的にダサいのか?
https://www.mikinote.com/entry/j-kaden-dasai
2019年07月02日
水木しげるの圧倒的世界

水木しげるの描いた多彩な作品の原画や若い頃のデッサン、妖怪ブロンズ像などが展示されている、そごう美術館の「水木しげる 魂の漫画展」に行ってきました。
大好きな漫画家はたくさんいますが、つげ義春や花輪和一など大人になってからハマったのに対して、子供の頃から一貫して好きな漫画家となると、水木しげるだけといってもいいでしょう。今も夏になると繰り返し読んでいますが、何十年も前に圧倒的な印象を受けた妖怪画のオリジナル原画を目の前にすると、時空を越えた不思議な感覚に陥りました。
間近であの圧倒的な細密描写の原画を観られるだけでも価値があります。「水木しげる 魂の漫画展」は今月7日日曜まで開催しています。

●そごう美術館 そごう横浜6階
「水木しげる 魂の漫画展」 7月7日(日)まで
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/19/mizuki_shigeru/
2019年05月26日
動物たちの感情表現
見ているだけで笑みがこぼれる動物たちの動画です。時に人間以上に感情豊かで、脳の大きさだけで勝手な知能比較をするのは間違っているのかもしれません。
●貪欲
●歓談
●感謝
●執着
●貪欲
●歓談
●感謝
●執着
2019年03月25日
ゼンリンGoogle マップ
”Google マップが変わります!”とあって、期待した人も多かったGoogle マップの「新しい地図」ですが、劣化がひどくがっかりした人も多いでしょう。
子供の頃から地図帳が好きで、ゼンリンの道無き道まで人が歩いて地図を作る職人的地図作りは常々すごいなあと思っていましたが、今回のGoogle マップ劣化の原因が、ゼンリン地図との契約解除にあったと知って納得してしまいました。
変更されたGoogle マップは、iPhoneのマップと同じ、インクリメントP社の地図をベースにしたオリジナルなようで、私道が公道になっていたり、ターミナルが普通の道になっていたり、古い物件名のままだったり、iPhoneのマップの残念さの再来なのもこれまた納得です(最もすごいのが*下記リンク)。
Googleは全世界のユーザーデータを蓄積して莫大な富を持っています。無料だから文句言うなという従順な人もいますが、ユーザーあってのGoogleです。ぜひ職人気質なゼンリンと再契約して、正確で使いやすいGoogle マップに戻ってほしいものです。
*特にひどい例(山の影が湖になってます)
https://japanese.engadget.com/2019/03/22/google/
● Don't let me down
子供の頃から地図帳が好きで、ゼンリンの道無き道まで人が歩いて地図を作る職人的地図作りは常々すごいなあと思っていましたが、今回のGoogle マップ劣化の原因が、ゼンリン地図との契約解除にあったと知って納得してしまいました。
変更されたGoogle マップは、iPhoneのマップと同じ、インクリメントP社の地図をベースにしたオリジナルなようで、私道が公道になっていたり、ターミナルが普通の道になっていたり、古い物件名のままだったり、iPhoneのマップの残念さの再来なのもこれまた納得です(最もすごいのが*下記リンク)。
Googleは全世界のユーザーデータを蓄積して莫大な富を持っています。無料だから文句言うなという従順な人もいますが、ユーザーあってのGoogleです。ぜひ職人気質なゼンリンと再契約して、正確で使いやすいGoogle マップに戻ってほしいものです。
*特にひどい例(山の影が湖になってます)
https://japanese.engadget.com/2019/03/22/google/
● Don't let me down
2019年03月07日
すごい兜たち

昆虫や動物、文字や梵字などをモチーフにした超個性的な「変わり兜」。特に百足やトンボなど虫系をモチーフにしたものはすごいの一言です。
動きやすさなど徹底無視した、見た目重視の「変わり兜」たちを見ると、機能優先で無駄を省くことばかりの近代デザイン、ひいては近代社会が面白味のないものに見えてしまいます。
●Japaaanより
自己主張の強い武将たち…。羽を生やし空の彼方へ飛んでっちゃいそうな長〜い、「変わり兜」まとめ
https://mag.japaaan.com/step/33875