2017年11月06日

紫綬褒章の松本隆

シングル総売り上げ5000万枚、50曲以上をチャート1位に送り込んだ作詞家・松本隆が紫綬褒章を受章しました。大助・花子も受賞だったり、スポーツ選手だと若い人でももらえるようなので、受章基準は今ひとつわかりませんが、おめでたいことです。

ありがちな言葉を流用するだけのJ-POPが多い中、どうやっても普通の人には紡ぎ出せない表現で、誰の心にも届く松本隆の詞は、やはり格が違います。


●かくれんぼ - はっぴいえんど
歌謡曲の世界観とは違う「はっぴいえんど」の作品は、文学や詩のような独自の日本の情景を描いています。


●言葉 - 吉田拓郎
今まで友達だった女性に告白したことで、もう友達ですらいられなくなった男の心情が描かれています。


●続・赤いスイートピー - 松田聖子
名曲、「赤いスイートピー」のその後を回顧する歌になっています。詞を生かす曲でないのが残念です。




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2017年10月24日

YOKOのダブル・ファンタジー

こんなことを言うと怒られるでしょうが、ヨーコと逢わなければ77歳のジョンがいたかもしれません…。ジョンにとっては必要だったでしょうが、ビートルズには邪魔な部外者だったことは、映画Let It Beを見ると明らかでした。

そんな印象が強く、ヨーコのイメージはあまり良くありません。ジョンのアルバムを聴いても、ヨーコの曲は飛ばすことが普通でしたが、久しぶりに「ダブル・ファンタジー」を聴くとなかなかいい曲があって、ジョンより尖っていたりします。

世界で最も有名な日本人でもある、YOKO ONOの曲を「ダブル・ファンタジー」の中から2曲紹介します。

●Kiss Kiss Kiss
衝撃的な曲です。中学生の頃、親がいる前で大音量で聴いてしまった苦い思い出があります。



●Yes, I'm Your Angel
オールドスタイルの洒落た曲です。J.バーキンのような切ないボーカルもいい感じです。



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2017年10月07日

トラヴェリング・ウィルベリーズを聴きながら

Traveling WilburysのVol.1を聴いていた最中の悲報でした。異なる所属レコード会社のため、「ウィルベリー兄弟」という設定で1988年に結成された、大物だらけのバンドTraveling Wilburysです。

メンバーは、「プリティウーマン」のロイ・オービソン、フォーク・ロックの神ボブ・ディラン、元ビートルズのジョージ・ハリスン、E.L.Oのジェフ・リン、そしてトム・ペティと超豪華な組み合わせでした(ビートルとディランの合体はすごいことでした)。

Vol1発表後、ロイ・オービソンが急死し、そして今、ボブ・ディランとジェフ・リンの二人だけになってしまいました。30年という時が思った以上に短いものだとつくづく感じ、驚くばかりです…。

●Handle With Care


●Dirty World


●Not Alone Any More




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2017年09月20日

風立ちぬ

「風立ちぬ」といっても堀辰雄の名作でもジブリアニメでもなく、松田聖子1981年のアルバムからです。大瀧詠一、鈴木茂、松本隆と元「はっぴいえんど」のメンバーが深く関わり、特にSide Aの5曲は、大瀧詠一サウンドが色濃く出ていて、大瀧詠一最大のヒットアルバム「A LONG VACATION」の対になっているとも言われています。

大瀧サウンドは、確信犯的に60sポップスを織り交ぜます。このアルバム「風立ちぬ」でもそれは顕著で、ある意味元ネタな60sポップスを聴くとニンマリしてしまいます。

「風立ちぬ」の曲は、相変わらずオリジナルが聴けない(プロモーションになるので音質を下げたもの位は許可したほうがプラスになると思うのですが…)ので、知らないとただの60sポップス紹介になってしまいますが、それでも聴くだけでノスタルジックで甘酸っぱい気分になるのが60sポップスです。


*Be Good To Your Baby - Ronny and The Daytonas
「一千一秒物語」元ネタ。旋律がかなり似ています



*Bad Girl - Neil Sedaka
「ガラスの入江」元ネタ。アレンジと印象が似ています



*Venus In Blue Jeans - Jimmy Clanton
「風立ちぬ」元ネタ。以前も紹介しましたがアレンジが大きく影響を受けています




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2017年09月01日

阿久悠の世界

先ごろ24時間テレビでドラマ化もされた、70年代を代表する作詞家・阿久悠。80年代の代表・松本隆の詞が今もストレートに伝わってくるのに対して、まさに時代を背負った世界観になってしまった阿久悠の詞ですが、私はそれが悪いことだとは思いません。高揚した60年代の後、爛熟した70年代らしい多様な阿久悠世界は、歌謡曲を全盛にしました。

5000曲もあるといわれる楽曲の中から、私がiPhoneで聴いているお気に入りをいくつか紹介します。


●朝まで待てない - The Mops
世界のサイケマニアに知られるモップスのデビューシングルです。シングルのためプロ作家に任せた曲ですが、アレンジのダルな感じがロックです。


●十七の夏 - 桜田淳子
大好きな70年代歌謡の中でも1・2を争うアイドル歌謡の名曲です。70年代の理想のティーンエイジャーな歌詞がまぶしいです。


●時の過ぎゆくままに - 沢田研二
ドラマ「悪魔のようなあいつ」の主題歌でもあるこの曲は、虚無的で渋い曲です。数年前CSでドラマを観て、大好きな一曲になりました。



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2017年08月08日

永遠の曲「アクエリアス」


もともとミュージカル「ヘアー」の挿入歌を、なんとも言えない空気感とコーラスで永遠の名曲にした、5th Dimensionの「Aquarius/Let the Sunshine In」は、私の中では夏に聴きたくなる曲の一つです。

詩の内容は、夏というわけではなく、邦題「輝く星座」から冬を浮かべる人もいると思いますが、60年代末、12星座が一巡し水瓶座の時代に入り新しい世界が生まれる夜明け、といったヒッピー的スピリチュアルな世界観を歌っています。後半の「レット・ザ・サンシャイン」の繰り返しとヒッピー文化の頂点、67年のサマー・オブ・ラブなイメージが、夏を想起させるのでしょう。世界が変わると信じられていた時代の歌は、その時代を知らないものが聴いても胸に迫るものがあります。






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2017年06月28日

LOVE SONGS

先日、姪の結婚式が軽井沢でありました。小さな子があっという間に女性になり、新しい家庭を作っていく…。時は流れます。

出会いというものは不思議なものです。”あの時”のそれぞれの決断、選択で全く別の道に行ってしまう中で、今の出会いになり、その後が決まっていきます。運命の出会いであることを願います。

そんな気分から、素敵なラブソングの名曲をいくつかお送りします。


●Where Have You Been All My Life - Fotomaker
ポップで熱烈サビを持ったラブソングの名曲


●Whole Lotta Love - Led Zeppelin
アートロックからハードロックへの過渡期的な名曲


●Love - John Lennon
言葉を削ぎ落とし俳句の影響を受けた珠玉の名曲



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2017年06月17日

ロシアンなクラシック

ロシアというかソビエト的な重厚な旋律は、時々無性に聴きたくなります。爽やかでも楽しい旋律でもないのに、妙に琴線に触れます。

ポップスでも、明るく楽しい曲が軽く感じられ、重く暗いヘビーな曲を聴きたくなる時があると思います。モーツァルトやシュトラウスもいいですが、時には独特の重厚(でありながらロマンティック)なロシアンクラシックもいいものです。特に下記に紹介する2曲は、中毒的な旋律を繰り返す名曲です。

プロコフィエフ
●キージェ中尉 - Romance


ラフマニノフ
●ピアノ協奏曲第2番 - 第1楽章 Moderato



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2017年05月21日

フラワーサイケ

色とりどりの花の季節はそろそろ終わり、もう少しすると嫌な梅雨の季節になってしまいますが、頭の中が、お花畑いっぱいになるような、楽しくて明るいフラワーサイケな楽曲を紹介します。

●It's So Nice To Come Home - Lemon Tree


●My White Bicycle - Tomorrow


●(He's Our Dear Old) Weatherman - Mark Wirtz


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2017年04月30日

キンクスとゾンビーズCM

60年代のUKロックが、今もCMで印象的に流れています。「H&M」のCMでは、キンクスの「Set Me Free」が、ゼクシィのCMでは、ゾンビーズの「This Will Be Our Year」が使われています。どちらもイギリスらしい哀愁あるメロディーと魅力的な声を聴かせてくれます。

ロックの全てが、60年代から70年代初めに完成されたといっても過言ではありません。特にイギリスのいわゆるUKロックは、ビートルズをはじめ今も色褪せることなく輝き続けています。

●Set Me Free - The Kinks


●This Will Be Our Year - The Zombies





キンクス・アンソロジー1964-1971


Odessey & Oracle

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