2024年03月31日

チェリーブラッサムの季節



4月になり、新しい年度が始まります(私の生活にはほぼ関係ないですが)。1月と共にいろんなことがスタートする月ですが、1月より新たな始まりを感じる月です。このところ3月中旬咲いていた桜が、今年は久しぶりに4月満開になるので、より”始まり”を強く感じます。

この新たな始まりと春の訪れの高揚感で聴きたくなるのが、松田聖子の「チェリーブラッサム」です。上昇するメロディと歌詞は気持ちを高揚させる見事な楽曲だと思います。

*「さくらのブログ」が新規登録を止めSSLに対応する予定もないため、Bloggerに移転しました。現在カスタマイズ中ですが閲覧できます。2020年以降の記事はBloggerにもインポートしてあります。

新しい「月蝕花壇」のアドレスは
https://lunareclipse-kadan.blogspot.com/

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2024年02月09日

冬に合うロシアの旋律

ロシアといえば、独裁政治、偏った愛国心、戦時の残酷性、既得権益と官僚主義など負のイメージが強いですが(政権交代のない既得権益国家日本も似てますが)、ことクラシック音楽に関しては独自の美意識を持った優れた名曲がたくさんある国でもあります。

重厚で哀愁ある美しい旋律は、トロイカやカリンカ、ポーリュシカ・ポーレなどのロシア民謡にも通じますが、短調で物悲しさを感じつつも圧倒的な存在感があります。冬に合う美しいロシアの旋律を3曲紹介します。

● ショスタコーヴィチ ワルツ第2番


● プロコフィエフ キージェ中尉 第2曲:ロマンス


● ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 1楽章


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2024年01月06日

楽しくなる60s&70s

新年早々不穏なことが続く2024年の日本。政治も経済も衰退途上国まっしぐらの日本ですが、こんな時は楽しい音楽でも聴いて気持ちを好転させましょう。

楽しい音楽の宝庫、60年代から70年代前半の気分が前向きになるポップス3曲を紹介します。

● The Grooviest Girl In The World - The Fun And Games


● (Is This The Way To) Amarillo - Tony Christie


● My Little Lady - The Tremeloes



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2023年10月28日

まさかのRevolution 9ライブ

コンサートをやめたビートルズ中期以降の楽曲は、楽器の逆回転や音源の切り貼りなどライブでの再現が不可能なスタジオワークがメインになりました。現在では、シンセサイザーやサンプリング音源を使ってライブでも再現(シンセだと整い過ぎて薄っぺらくなってしまいますが)できるようになりましたが、「Revolution 9」は、さすがに無理、と思われました。

「Revolution 9」はいわゆる前衛音楽と呼ばれるミュージック・コンクレート=絵画的描写な作品です。古い音源や街の喧騒、人の声をコラージュしたもので、複数の音源コラージュが重なり合った、まさにライブ再現不可能の最たるものでしたが、オランダのThe Analoguesというバンドが完全再現ライブを行なっています。

The Analoguesは、レコード音源に入っている音を、そのまま同じ楽器を使ってライブで再現しているバンドです。シンセサイザーで代替えせず、ピッコロトランペットは本物のピッコロトランペットを、メロトロンは本物のメロトロンを、オーケストラはオーケストラを、逆回転は逆回転のテープを使うこだわりようです。

「Revolution 9」と共にSgt. Pepper'sの狂的なオーケストレーションを再現した「A Day in the Life」とラーガロックの名曲「Within You Without You」を一緒に紹介します。

● Revolution 9


● A Day in the Life


● Within You Without You


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2023年09月26日

クラシックのロック

クラシックの名曲をロックやポップスに取り入れた曲はたくさんあります。特にプログレやハード・メタル系は数えきれないほどありますが、ここでは、それぞれタイプの違う楽曲を紹介します。

● Nutcracker - Emerson Lake & Palmer
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の有名な-行進曲-が、いかにもなプログレ作品になっています。


● Russians - Sting
プロコフィエフの「キージェ中尉」のロシアらしい重厚な旋律が、間奏で印象的に使われています。


● This Night - Billy Joel
誰もが知ってるベートーヴェンの「悲愴」のメロディが、そのままサビに使用された甘いポップスです。


● Farandole - Love Sculpture
ビゼーの「アルルの女」-ファランドールはハードロックにピッタリ合います。



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2023年08月22日

サマータイム・ブルース比較

暑い夏はまだまだ続きそうですが、季節としての夏はもうすぐ終わります。いまだに夏休みが終わってしまう、あの切ないようななんとも言えない子供の頃の気分が、この季節になると心に再生されます。

過ぎゆく夏に向け、今回は「サマータイム・ブルース」という名曲を、オリジナルと有名なカバー曲で比較してみます。詞の内容はヘビーでまさに憂鬱になってしまうものですが、曲自体は暑い夏を吹っ切ってしまおうといった気分にさせます。

● Summertime Blues - Eddie Cochran
エディ・コクランによる1958年発表のオリジナルでバージョンです。シンプルなロカビリー曲です。


● Summertime Blues - Blue Cheer
ブルー・チアーのヘビーなサイケハードロックカバーです。クセの強い好き嫌いの分かれるアレンジ、ボーカルになっています。


● Summertime Blues - The Who
イントロから豪快なフーのカバーです。ギターカッティング、ベース、ドラム、どれも印象的で、最もかっこいい「サマータイム・ブルース」です。



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2023年07月18日

暑い夏の中…

ジェーン・バーキンがこの世を去りました。60年代の巨星が次々消えていく時代になってしまいました。池尻の人見記念講堂でのコンサートに行ったのはどのくらい前だったのか…。切ないバーキンの声が暑い夏の中、心に突き刺さります。

● Di Doo Dah


● Yesterday Yes A Day


● Quoi



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2023年03月22日

さわやかソフトロック

花粉症ですが、やっぱり春を迎えるとうれしい気分になります。これから新緑の鮮やかな風景に変わっていくでしょう。

ここでは聴いてるだけで、みずみずしい爽やかな気分に浸れるソフトロックの名曲を紹介します。こういった曲が街中を流れていた時代、なんとも言えない憧れを感じてしまいます。

● Will You Be Staying After Sunday? - Peppermint Rainbow


● The Rain, The Park & Other Things - The Cowsills


● Baby You Come Rollin' Across My Mind - Peppermint Trolley Company


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2023年01月31日

冬に楽しいオールディーズ

寒い冬です。横浜はそれほど厳しい気温にはなりませんが、ビル風や海風が体感気温を下げるので、出歩くのが億劫になってしまいます。

そんな冬、少しでも気分を高揚させる音楽があると楽しい気分になります。特に楽観的で甘い60sアメリカンポップスは、寒さを忘れさせてくれる魅力を持っています。

● Cold Cold Winter - Pixies Three (「君は天然色」の元ネタでもあります)


● Snowflakes and Teardrops - The Angels


● I'm Gonna Be Warm This Winter - Connie Francis


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2022年11月14日

センチメンタルオータム

秋は過ごしやすい反面、妙に感傷的な気分になる季節です。そんな秋の木漏れ日を見ながら聴くのにぴったりなセンチメンタル溢れる曲を紹介します。

● Red Rubber Ball - The Cyrkle
憂いを感じるメロディ・ボーカルなのに軽快なポップさも持ち合わせたサークルの名曲です。


● Bad Girl - Neil Sedaka
オールディーズはその後の世代にもなぜか懐かしさを感じさせます。松田聖子の「ガラスの入江」元ネタでもある名曲です。


● Yesterday Yes A Day - Jane Birkin
ジェーン・バーキンの声は切なく、秋よりも冬が似合う曲が多いですが、この曲は秋の木漏れ日が似合う名曲です。


● Fair Maid of Perth "Serenade" - Bizet
「アルルの女」などで有名なビゼーの作品で「小さな木の実」の原曲として知られる切なさがすごい名曲です。


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