2017年12月24日

この一曲を

King CrimsonやE.L.Pのボーカルとして、気品と破壊のどちらも柔軟に表現したグレッグ・レイクによるソロ時代のクリスマスソングの名曲です。

数多くあるクリスマスソングの中で最も荘厳で美しい楽曲だと思います。イントロのギターから引き込まれ、後半のオーケストラはクラシックの名曲を聴いてるようで、心の汚れをほんの少し消し去ってくれます。

●I Believe in Father Christmas - Greg Lake



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2017年12月13日

ジョン・レノン選曲

生きていれば77歳のジョン・レノン。亡くなる前には日本公演も計画していたようで、37年経った今でも、”もし”生きていればどんな曲が生まれたのか…、生でライブを観ることができたかもしれない、そんなけっしてあり得ない”もし”を考えてしまいます。

普段気軽に聴く分には圧倒的にポールですが、曲と対峙して聴きたい時は、やはりジョンです。人生観・価値観すら変える力を持っているといってもいいかもしれません。

ビートルズの延長でいくポールとは対照的に、ポップさや凝ったアレンジを捨てた感のある、とっつきにくい曲の多いジョンですが、唯一無二のジョンの曲からお気に入りをいくつか紹介します。

●Gimme Some Truth
ジョン独自の歌い回しが魅力のナンバーです。韻をふむ独自の歌詞とジョージのスライドギターがたまりません。



●I Found Out
シンプルでソリッドでヘビーなナンバーです。歌詞も辛辣で冷めていて、トゲトゲしさいっぱいのロックです。



●Nobody Loves You(When You're Down and Out)
ポップでも甘くもないですが、ドラマティックで重厚なバラードです。サビの展開が素晴らしい一曲です。




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2017年11月25日

怖い母の曲

生命を生み出す神秘性からか、母をテーマにした楽曲には怖い曲や辛い曲が結構あります。

重い曲ばかりで、ポップス好きの方には向いてませんが、ロック史に残る名盤に収められているものばかり3曲を紹介します。

●Mother - The Police
この曲はスティングではなくアンディ・サマーズの楽曲です。不協な音の中「電話が鳴っている。母からだろうか?」を繰り返す、アンディ・サマーズの狂気を感じる一曲です。


●Mama - Genesis
無感情で無機質な音の中、生まれてくることのなかった胎児の視点で歌われるヘビーな曲です。その後ジェネシスは、ポップ全開なバンドに変貌してゆきます。


●Mother - John Lennon/Plastic Ono Band
ジョンが受けたプライマルスクリーム療法(生まれてからの苦痛を再体験させ、抑圧してきた感情を解放する療法)の影響を受けた、怖いというより辛い楽曲です。




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2017年11月06日

紫綬褒章の松本隆

シングル総売り上げ5000万枚、50曲以上をチャート1位に送り込んだ作詞家・松本隆が紫綬褒章を受章しました。大助・花子も受賞だったり、スポーツ選手だと若い人でももらえるようなので、受章基準は今ひとつわかりませんが、おめでたいことです。

ありがちな言葉を流用するだけのJ-POPが多い中、どうやっても普通の人には紡ぎ出せない表現で、誰の心にも届く松本隆の詞は、やはり格が違います。


●かくれんぼ - はっぴいえんど
歌謡曲の世界観とは違う「はっぴいえんど」の作品は、文学や詩のような独自の日本の情景を描いています。


●言葉 - 吉田拓郎
今まで友達だった女性に告白したことで、もう友達ですらいられなくなった男の心情が描かれています。


●続・赤いスイートピー - 松田聖子
名曲、「赤いスイートピー」のその後を回顧する歌になっています。詞を生かす曲でないのが残念です。




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2017年10月24日

YOKOのダブル・ファンタジー

こんなことを言うと怒られるでしょうが、ヨーコと逢わなければ77歳のジョンがいたかもしれません…。ジョンにとっては必要だったでしょうが、ビートルズには邪魔な部外者だったことは、映画Let It Beを見ると明らかでした。

そんな印象が強く、ヨーコのイメージはあまり良くありません。ジョンのアルバムを聴いても、ヨーコの曲は飛ばすことが普通でしたが、久しぶりに「ダブル・ファンタジー」を聴くとなかなかいい曲があって、ジョンより尖っていたりします。

世界で最も有名な日本人でもある、YOKO ONOの曲を「ダブル・ファンタジー」の中から2曲紹介します。

●Kiss Kiss Kiss
衝撃的な曲です。中学生の頃、親がいる前で大音量で聴いてしまった苦い思い出があります。



●Yes, I'm Your Angel
オールドスタイルの洒落た曲です。J.バーキンのような切ないボーカルもいい感じです。



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2017年10月07日

トラヴェリング・ウィルベリーズを聴きながら

Traveling WilburysのVol.1を聴いていた最中の悲報でした。異なる所属レコード会社のため、「ウィルベリー兄弟」という設定で1988年に結成された、大物だらけのバンドTraveling Wilburysです。

メンバーは、「プリティウーマン」のロイ・オービソン、フォーク・ロックの神ボブ・ディラン、元ビートルズのジョージ・ハリスン、E.L.Oのジェフ・リン、そしてトム・ペティと超豪華な組み合わせでした(ビートルとディランの合体はすごいことでした)。

Vol1発表後、ロイ・オービソンが急死し、そして今、ボブ・ディランとジェフ・リンの二人だけになってしまいました。30年という時が思った以上に短いものだとつくづく感じ、驚くばかりです…。

●Handle With Care


●Dirty World


●Not Alone Any More




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2017年09月20日

風立ちぬ

「風立ちぬ」といっても堀辰雄の名作でもジブリアニメでもなく、松田聖子1981年のアルバムからです。大瀧詠一、鈴木茂、松本隆と元「はっぴいえんど」のメンバーが深く関わり、特にSide Aの5曲は、大瀧詠一サウンドが色濃く出ていて、大瀧詠一最大のヒットアルバム「A LONG VACATION」の対になっているとも言われています。

大瀧サウンドは、確信犯的に60sポップスを織り交ぜます。このアルバム「風立ちぬ」でもそれは顕著で、ある意味元ネタな60sポップスを聴くとニンマリしてしまいます。

「風立ちぬ」の曲は、相変わらずオリジナルが聴けない(プロモーションになるので音質を下げたもの位は許可したほうがプラスになると思うのですが…)ので、知らないとただの60sポップス紹介になってしまいますが、それでも聴くだけでノスタルジックで甘酸っぱい気分になるのが60sポップスです。


*Be Good To Your Baby - Ronny and The Daytonas
「一千一秒物語」元ネタ。旋律がかなり似ています



*Bad Girl - Neil Sedaka
「ガラスの入江」元ネタ。アレンジと印象が似ています



*Venus In Blue Jeans - Jimmy Clanton
「風立ちぬ」元ネタ。以前も紹介しましたがアレンジが大きく影響を受けています




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2017年09月01日

阿久悠の世界

先ごろ24時間テレビでドラマ化もされた、70年代を代表する作詞家・阿久悠。80年代の代表・松本隆の詞が今もストレートに伝わってくるのに対して、まさに時代を背負った世界観になってしまった阿久悠の詞ですが、私はそれが悪いことだとは思いません。高揚した60年代の後、爛熟した70年代らしい多様な阿久悠世界は、歌謡曲を全盛にしました。

5000曲もあるといわれる楽曲の中から、私がiPhoneで聴いているお気に入りをいくつか紹介します。


●朝まで待てない - The Mops
世界のサイケマニアに知られるモップスのデビューシングルです。シングルのためプロ作家に任せた曲ですが、アレンジのダルな感じがロックです。


●十七の夏 - 桜田淳子
大好きな70年代歌謡の中でも1・2を争うアイドル歌謡の名曲です。70年代の理想のティーンエイジャーな歌詞がまぶしいです。


●時の過ぎゆくままに - 沢田研二
ドラマ「悪魔のようなあいつ」の主題歌でもあるこの曲は、虚無的で渋い曲です。数年前CSでドラマを観て、大好きな一曲になりました。



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2017年08月08日

永遠の曲「アクエリアス」


もともとミュージカル「ヘアー」の挿入歌を、なんとも言えない空気感とコーラスで永遠の名曲にした、5th Dimensionの「Aquarius/Let the Sunshine In」は、私の中では夏に聴きたくなる曲の一つです。

詩の内容は、夏というわけではなく、邦題「輝く星座」から冬を浮かべる人もいると思いますが、60年代末、12星座が一巡し水瓶座の時代に入り新しい世界が生まれる夜明け、といったヒッピー的スピリチュアルな世界観を歌っています。後半の「レット・ザ・サンシャイン」の繰り返しとヒッピー文化の頂点、67年のサマー・オブ・ラブなイメージが、夏を想起させるのでしょう。世界が変わると信じられていた時代の歌は、その時代を知らないものが聴いても胸に迫るものがあります。






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2017年06月28日

LOVE SONGS

先日、姪の結婚式が軽井沢でありました。小さな子があっという間に女性になり、新しい家庭を作っていく…。時は流れます。

出会いというものは不思議なものです。”あの時”のそれぞれの決断、選択で全く別の道に行ってしまう中で、今の出会いになり、その後が決まっていきます。運命の出会いであることを願います。

そんな気分から、素敵なラブソングの名曲をいくつかお送りします。


●Where Have You Been All My Life - Fotomaker
ポップで熱烈サビを持ったラブソングの名曲


●Whole Lotta Love - Led Zeppelin
アートロックからハードロックへの過渡期的な名曲


●Love - John Lennon
言葉を削ぎ落とし俳句の影響を受けた珠玉の名曲



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