2017年09月26日

魅惑の寺社

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大宗寺の奪衣婆

東京には、浅草寺や増上寺、神田明神や明治神宮など誰もが知る寺社がありますが、そういった超有名どころ以外にもたくさんの寺社があります。

残念ながら京都のような広大な敷地、古い建造物は、関東大震災、戦争、そして乱開発で消えてしまいましたが、個性や風情がある寺社は結構あります。ここでは他では味わえない独自の世界を持っている寺社を紹介します。

●玉川大師
世田谷区瀬田4-13−3
闇の中、石仏が浮かび上がる地下霊場は、異世界体験ができます。四国八十八ヶ所、西国三十三ヶ所の霊場を巡拝したのと同じご利益を得る「お砂ふみ大祭」の期間(5月と、10月の20日付近3日間)がオススメです。



●澤蔵司稲荷
文京区小石川3-17−12
時の流れが止まったような妖しい世界です。修繕が行われたことで、ちょっと整備されてしまいました。
徳川将軍家の菩提寺・伝通院から、幸田露伴・文邸の前の善光寺坂のムクノキを通って巡るのがオススメです。



●大宗寺
新宿区新宿2-9−2
寺自体もう趣は全くありませんが、圧倒する閻魔像・奪衣婆像があります。閻魔の斎日1月15、16 と7月15、16の年2回のみ扉が開かれ目の前で見ることができます。



●豪徳寺
世田谷区豪徳寺2−24−7
招き猫発祥の寺といわれています。境内は風情もあってのんびりできますが、1000体以上の白い招き猫の集合体は、ちょっと狂的で見ごたえあります。



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2017年09月20日

風立ちぬ

「風立ちぬ」といっても堀辰雄の名作でもジブリアニメでもなく、松田聖子1981年のアルバムからです。大瀧詠一、鈴木茂、松本隆と元「はっぴいえんど」のメンバーが深く関わり、特にSide Aの5曲は、大瀧詠一サウンドが色濃く出ていて、大瀧詠一最大のヒットアルバム「A LONG VACATION」の対になっているとも言われています。

大瀧サウンドは、確信犯的に60sポップスを織り交ぜます。このアルバム「風立ちぬ」でもそれは顕著で、ある意味元ネタな60sポップスを聴くとニンマリしてしまいます。

「風立ちぬ」の曲は、相変わらずオリジナルが聴けない(プロモーションになるので音質を下げたもの位は許可したほうがプラスになると思うのですが…)ので、知らないとただの60sポップス紹介になってしまいますが、それでも聴くだけでノスタルジックで甘酸っぱい気分になるのが60sポップスです。


*Be Good To Your Baby - Ronny and The Daytonas
「一千一秒物語」元ネタ。旋律がかなり似ています



*Bad Girl - Neil Sedaka
「ガラスの入江」元ネタ。アレンジと印象が似ています



*Venus In Blue Jeans - Jimmy Clanton
「風立ちぬ」元ネタ。以前も紹介しましたがアレンジが大きく影響を受けています




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2017年09月13日

Sunday Bloody Sunday


1972年北アイルランドのロンドンデリーで起きた「血の日曜日事件」を扱った映画「ブラディ・サンデー(Bloody Sunday)」を紹介します。

「血の日曜日事件」は、1972年1月30日、デモ行進中の市民27名がイギリス陸軍落下傘連隊に銃撃され、14名死亡、13名負傷した、未だうやむやな部分の残る虐殺事件です。

兵士が、逃げ惑う無防備な市民、被弾した人を助けようと白旗を揚げた人に躊躇なく銃を向け殺害しても、後悔の念すらなく、”アドレナリンが出まくった”と嬉々としている姿が描かれ、カメラワークの臨場感とともに、その生々しさにゾッとします。

この事件の場合、IRA(アイルランド共和軍)への疑心暗鬼から行動がエスカレートしたのでしょうが、権力側の横暴、その後の隠蔽体質は、独裁国家だけではなく民主国家と言われている国でも結構あるんだろうな、思いました。

異なる意見を排除しようとする強権な政治を盲目的に支持する人がいますが、常に権力側に対しては、懐疑的・検証的な視点が大事だと、この映画を観て思いました。

映画では、U2の「Sunday Bloody Sunday」がエンディングに使われていましたが、より直接的なジョン・レノンのこの曲の方がこの事件を生々しく描いています。

●Sunday Bloody Sunday - John Lennon


posted by Kadan at 01:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画紹介