コンサートをやめたビートルズ中期以降の楽曲は、楽器の逆回転や音源の切り貼りなどライブでの再現が不可能なスタジオワークがメインになりました。現在では、シンセサイザーやサンプリング音源を使ってライブでも再現(シンセだと整い過ぎて薄っぺらくなってしまいますが)できるようになりましたが、「Revolution 9」は、さすがに無理、と思われました。
「Revolution 9」はいわゆる前衛音楽と呼ばれるミュージック・コンクレート=絵画的描写な作品です。古い音源や街の喧騒、人の声をコラージュしたもので、複数の音源コラージュが重なり合った、まさにライブ再現不可能の最たるものでしたが、オランダのThe Analoguesというバンドが完全再現ライブを行なっています。
The Analoguesは、レコード音源に入っている音を、そのまま同じ楽器を使ってライブで再現しているバンドです。シンセサイザーで代替えせず、ピッコロトランペットは本物のピッコロトランペットを、メロトロンは本物のメロトロンを、オーケストラはオーケストラを、逆回転は逆回転のテープを使うこだわりようです。
「Revolution 9」と共にSgt. Pepper'sの狂的なオーケストレーションを再現した「A Day in the Life」とラーガロックの名曲「Within You Without You」を一緒に紹介します。
● Revolution 9
● A Day in the Life
● Within You Without You
2023年10月28日
2023年10月13日
ベランダ異景
リビングからボーっと外を見ていると、天気の変わり目などで景色が異様な感じになっている時があります。そんな時はベランダに出てつい写真を撮ってしまうのですが、時には特殊効果のような世界になっていて怖さすら感じてしまいます。
ここ1ヶ月で見た、ベランダからの異景をちょっと紹介します(その時感じた異様さが伝わらないものもありますが…)。




心象曲
ここ1ヶ月で見た、ベランダからの異景をちょっと紹介します(その時感じた異様さが伝わらないものもありますが…)。




心象曲
2023年09月26日
クラシックのロック
クラシックの名曲をロックやポップスに取り入れた曲はたくさんあります。特にプログレやハード・メタル系は数えきれないほどありますが、ここでは、それぞれタイプの違う楽曲を紹介します。
● Nutcracker - Emerson Lake & Palmer
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の有名な-行進曲-が、いかにもなプログレ作品になっています。
● Russians - Sting
プロコフィエフの「キージェ中尉」のロシアらしい重厚な旋律が、間奏で印象的に使われています。
● This Night - Billy Joel
誰もが知ってるベートーヴェンの「悲愴」のメロディが、そのままサビに使用された甘いポップスです。
● Farandole - Love Sculpture
ビゼーの「アルルの女」-ファランドールはハードロックにピッタリ合います。
● Nutcracker - Emerson Lake & Palmer
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の有名な-行進曲-が、いかにもなプログレ作品になっています。
● Russians - Sting
プロコフィエフの「キージェ中尉」のロシアらしい重厚な旋律が、間奏で印象的に使われています。
● This Night - Billy Joel
誰もが知ってるベートーヴェンの「悲愴」のメロディが、そのままサビに使用された甘いポップスです。
● Farandole - Love Sculpture
ビゼーの「アルルの女」-ファランドールはハードロックにピッタリ合います。