2017年02月06日

旧暦初詣

人混みで行く気も失せる正月の初詣と違い、旧暦の正月はのんびりしているので、本来の旧暦正月に初詣に行っています。ほんの150年前まで、1000年以上日本の暦は陰暦だったので、当然いろんな歳時・行事は本来の旧暦が合っています(七夕など新暦では梅雨の真っ只中になってしまいます…)。

最近は、春節で中国などの国の人がたくさん来るようになってメジャーどころは居心地悪くなってしまい、のんびり巡れなくなりました。かといって地元の檀家向け寺やアスファルトが敷き詰められた葬式寺では趣がないので、どこに行こうか毎年悩みます。今年は、深大寺や高幡不動あたりも考えましたが、結局近場の鎌倉に行くことにしました。

鶴岡八幡宮や建長寺は混んでそうです。今まで一度も行ってなく、見応えあるお寺にしようといろいろ調べ、扇ヶ谷の奥にある「海蔵寺」に向かいました。薬師堂には薬師三尊像と十二神将像があり、本堂の左手の崖には横穴墓の”やぐら”が4つ、境内から谷戸の奥「十六の井」に向かう途中にある、切通しもいい感じです。ここは四季の花が見られるので、春に来ればもっと楽しめる寺院でしょう。駐車場も無料で、頑張れば北鎌倉方面や、源氏山を抜け銭洗弁天方面にも行けるのでおすすめです。今回は、「寿福寺」参道を抜け、やはり”やぐら”形式の源実朝・北条政子墓を見て、段葛と小町通り散策だけでしたが、なかなかいい旧暦初詣でした。

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海蔵寺


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海蔵寺薬師堂の薬師三尊像


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海蔵寺本堂横のやぐら


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十六の井手前の切通し


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寿福寺参道


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源実朝・北条政子墓





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2017年02月01日

これでいいのかデザイン

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工業製品やCI、ロゴマークなど、デザインがとても重要ですが、お金を存分にかけられる大企業のものでも、”これでいいのか”といったものが結構あります。デザインセンスは人それぞれでしょうが、それでも誰が見てもカッコ良くない、なんでそれで良しとしたのか理解に苦しむデザインをいくつか挙げてみます。

●トヨタプリウス
斬新だけど”かっこ悪い”車を作らせたら世界一のトヨタ。新しいプリウスは、もうハリボテ以外の何物でもありません。それでも強大な販売力と省エネイメージでヒット商品にしてしまうのがトヨタのすごいところです。


●ヤマザキビスケット
セブン&アイグループの安っぽいロゴもひどいですが、今は何と言ってもヤマザキビスケットでしょう。ナビスコからライセンスが切れ、ヤマザキビスケットになったのですが、普通のフォントを使った地方の工務店が30分で作ったロゴのようです。おそらく緊急的なもので数年後には変えるはず?です。


●温泉マーク
今の歴史あるシンボリックなマークに対して、経産省の新マークは、ロゴマークではなく説明絵です。わかりやすさで頭がいっぱいになったデザインをわかっていないお偉いさんの姿が浮かんできます。当然反対が多く変更中止になりそうです。


●都電荒川線と東急世田谷線
どちらも路面電車的な路線なので趣がある車両が似合います。荒川線はすべて9000形にしてほしいですし、一昔前の車のような直線だけでできた温かみのない世田谷線も次期車両では絵になる車両にしてほしいものです。




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2017年01月25日

古き昔の紀ノ川

「紀ノ川」という1966年の古い映画を紹介します。有吉佐和子の小説を映画化したもので、明治、大正、昭和と三つの時代を生きぬいた「花」という女性の生涯を紀ノ川の流れに託して描いた名作映画です。

ストーリーは二話に別れていて、第一話・花の巻は、和歌山の六十谷という集落の旧家真谷家に「花」が嫁ぐところから始まり、夫敬策の紀ノ川氾濫を防ぐ大堤防工事計画、県会議員進出と進んでいく中、日露戦争の日本海海戦大勝利の中で長女「文緒」を生みます。
第二話・文緒の巻は、時代は進み、長女「文緒」は新時代の感性を持つ女性に成長します。結婚し「華子」を生んだ頃、長年政界にあった父敬策が急逝し、そして終戦を迎えて真谷家は地主の地位を失います。守り神の白蛇が死んだ時、明治、大正、昭和と三つの時代を生きぬいた「花」もその生涯を閉じます。

映画の中にある古き世界はもう消えてしまいましたが、暖かい季節に和歌山市から紀ノ川を上り高野山まで、そんな時代があったことに思いをはせながら、のんびり旅をしてみたい、そんな気持ちになります。






posted by Kadan at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画紹介